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右側は有機質60%の
「さおとめ有機」
水稲元肥、有機原料は有機化成
減農薬栽培に使用
左側が有機質100%
「オーガニック856」
水稲元肥追肥に使用
米糠と魚粕が原料
水の中でも腐敗しない
アミノ酸肥料 |
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| 肥料の定義 |
肥料とは人間が生きるために食物を必要とするように、作物の生育に欠くことのできない「作物の食べ物」です。肥料には昔から使われている堆肥・厩肥などの自給的な肥やしから、向上で大量生産される硫安、尿素、化成肥料などの化学製品にいたるまで、多種多様のものがあります。
水稲については特に根を重視した有機質主体の肥培管理をしています。
土にも作物にも負担がかからない科学的根拠に基づいた施肥が大事。
一概に有機だから良い、化学肥料だから悪いとは考えません。
バランスと使い方が大切です。良質な堆肥も重量な肥料です。
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| 肥料の成分 |
| 作物の生育に多量に必要とし、十分に施さないと欠乏しやすいものを、肥料の三要素と呼び、窒素・リン酸・カリの三つの成分を言います。 |
<窒素の生理作用>
- 植物の体をつくる主な成分であるタンパク質の合成に必要なもの。
- 葉や茎の生育・繁茂を施す。
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<リン酸の生理作用>
- 作物の成熟を早める。
- 分けつの数や根・茎・葉の数を増やす。
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<カリの生理作用>
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三要素の他に多量要素としてカルシュム・硫黄・マグネシュムなどがあります。
微量要素としてマンガン・ホウ素・亜鉛・モリブデンなどがあります。 |
| 有機栽培の肥料とは ここが農場の技術の要 |
- アミノ酸肥料は単に肥料養分だけではなく、さまざまな機能を持ち、有機栽培の価値を高めるきわめて重要な肥料です。
- ミネラルの役割こそ有機栽培の肥料のもう一つ主役です。ミネラルは葉緑素の中心を担っている苦土をはじめとして、作物の生体機能のさまざまな場面で原料や生理活性物質(酵素)として活躍しています。いくら肥料の主役であるチッソ肥料がアミノ酸のかたちで施用されてもミネラルが不足していては作物は順調に生育できない。光合成を行っている葉緑素の中では、さまざまな特殊なタンパク質である酵素によって反応が進められています。酵素を発生させる初期段階ではマンガンを含んだ酵素が反応中心になるし、反応に必要な電子のやり取りに鉄や銅を含んだいくつかの酵素が活躍しています。マンンガンや鉄、銅などが活躍した後に葉緑素の中核のマグネシウムの登場です。光合成をつつがなく進めるためには、一番にマグネシウムが必要ですが、ミネラルも光合成の機能に関わっています。ミネラルが不足すると葉緑素の機能障害というかたちであらわれます。
- 。ふたつがきっちり働くことが有機栽培の要です。 小祝政明「有機栽培の基礎と実際」
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| コシヒカリの出穂 |
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| 各要素の働き こんなにも働きがあるんだよ! |
| 要素/作用 |
チッソ |
リン酸 |
カリ |
石
灰 |
苦
土
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ケ
イ
素 |
イ
オ
ウ |
マンガン |
ホウ素 |
鉄 |
銅 |
亜鉛
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モリブデン |
ナ
ト
リウム |
塩素 |
ゲルマニウム |
| 根の発育促進 |
○ |
○ |
○ |
◎ |
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○ |
○ |
○ |
○ |
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○ |
○ |
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| 茎葉の健全強化 |
○ |
○ |
○ |
◎ |
◎ |
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○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
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○ |
○ |
○ |
根腐れ・芯腐れ
空洞化防止 |
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○ |
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◎ |
○* |
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◎ |
○ |
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| 病害抵抗力強化 |
○ |
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○ |
○ |
○ |
○ |
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○ |
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○ |
○ |
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○ |
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| 隔年結果の防止 |
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○ |
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○ |
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○ |
○ |
○ |
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| 澱粉造成促進 |
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○ |
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| 糖分造成促進 |
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| 固体重量の増加 |
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○ |
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○ |
○ |
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| 貯蔵力の増加 |
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○ |
○ |
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○ |
○ |
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○ |
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○ |
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| *は直接の原因ではないが、あると根腐れなどを予防できる。 |
| 水稲の施肥 |
(1)元肥
- 良質米の安定生産は必要とする籾数を穂数で確保するのが得策です。そのためには元肥の窒素で初期成育を促進させ、早めで茎数を確保しなければなりません。但し、元肥量が多すぎて後まで残る場合は、過繁茂や病害虫の発生、倒伏や登熟歩合の低下に結びつくので細心の注意が必要です。
- リン酸は根の伸びを良くし、分けつを多く、茎数確保を容易にするので充分施す。
- カリは10a当たり7〜9kg施用していれば不足することはありません。
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(2)追肥
生育の後半に茎数の確保・穂数や籾数の増加、さらに登熟良化をねらい施用するもので、やる時期により次の種類があります。植え付け本数や栽培方法により異なります。
- 分けつ肥
- つなぎ肥・茎肥
- 穂首分化期 穂肥
- 幼穂形成期 穂肥
- 穂揃期 実肥
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| 有機栽培米と慣行栽培米の違い |
米の食味を最も左右する条件は、品種や産地、気象条件ですが、土壌条件や施肥・有機物の施用などの影響も大きく養水分と品質の関係は重要です。
有機栽培の効果としてまとめてみました。
- 化学的効果 土壌中の腐食物質により緩効能が高まり、保水力が増す。微生物の繁殖が活性化することで、肥料養分が有効化する。
- 物理的効果 土壌の団粒構造が形成され、従って保水性・透水性が改善される。
- 生理的効果 有機態の窒素は無機態の窒素まで分解されて吸収されるのではなく、直接植物根に吸収される。だから無機態の窒素より旺盛な生育となって、増収をもたらす。
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| 水稲栽培では有機栽培は慣行栽培と違い次の有利点があります。 |
- 収量の増加 なかなか理屈どおりにはゆかない。
- 品質の向上
- 搗精歩合の向上
- 千粒重の増加
- くず米の減少
- 食味の向上
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4.環境保全と人の健康に配慮した農業と言えます。
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