仕事始めはやっぱり餅つき・・・あとは映画だ!

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地元大和上越店で餅つきです。
もちやさんはどうしてるカナ?おめでとうございます。
ブログの中のお飾りはさすがにプロと心服、さすが。
餅つき終えて双葉楽器でハーモニカを女房のと二本購入。映画館に直行!
◇15:40「硫黄島からの手紙」クリント・イーストウッド監督。
88歳になる元陸軍上等兵だった父へのねぎらいと、日本海で戦死した次雄叔父さんへの鎮魂歌のつもりで観た。
祖母が語ったずぶ濡れになって「カアチャン」と叫んだ夢枕の話は忘れられない。
栗林中将と西郷と言う戦争に怯える兵士を中心に展開するこの映画に深い感動を受けた。人間が丁寧に描かれているし、まさに人間ドラマなのです。バロン西の言葉にホット救われました。「西部戦線異状なし」のように戦争映画の古典となる予感がする。
「バード」から最近の「ミリオンダラーベイビー」までこの監督は凄い。より深く理解するための参考書。
●梯久美子「散るぞ悲しき」栗林中将、山本五十六など優れた軍人の存在を知ることはとても大切。
昨今の50代前半の諸氏の発言に多い空威張りは余りに小便臭い。オヤジが元気なら一喝「青二才!」と怒っただろうから。
●半藤一利「昭和史」上下必読本だよ。
●「硫黄島の星条旗」文春文庫ジャーナリストの伊藤千尋氏絶賛の書だけどまだ読んでない。
●マーク・ゲイン「ニッポン日記」よく調べてるよ日本を。20代の頃に酒田で買って読んだ本。これも古典だ。この本を買ってから観た映画が「明日に向かって撃て」「イージーライダー」だった。
●クラウゼヴィッツ「戦争論」大学生ならこれ位は読んで欲しい。
因みに日本に紹介したのは森鴎外だよ。
漱石も鴎外も必ず日本の歴史に絡むんだよ、漱石が教科書からなくなったんだってのは嘘だろう!
私達夫婦は深い感動を胸に、七福の湯に浸りました。
夕食の話題は勿論、映画のワンシーンばかりでしたよ。
◇21:10「武士の一分」山田洋次監督
藤沢周平作品の映画化のなかでも光る作品だ。
ラストシーンでは涙がこぼれた。頼りない若い武士を演じたキムタクはとても新鮮で生き生きしてた。脇役が凄い。切腹する武士役の小林稔侍とそれを見守る家族のリアルさ。
無責任な姉役の桃井かおり。美しい!思わずポカント口開けましたよ。妻役の檀れいはこの役のために生まれてきたのです。
医者玄斎役の大地康雄ははまり役。敵役の板東三津五郎は強くて色好みで果たし合いをやっても勝つ見込みゼロだと思えた。
スローテンポから、やがてラストの斬り合いへ。この緊張感にはさすがに身体が震えた。あの緒形拳が霞んだ程の脇役は徳平役の笹野高史でした。話の進行役で主役だったのではと思えるくらいの役です。「釣りバカ」の運転手ですよ。助演男優賞で決まりです。山田洋次監督はハナ肇主演の「運がよけりゃ」なる落語喜劇映画があるくらい喜劇が得意なんです。
帰りの車中は専らキムタクで話題沸騰!女房は彼の大ファンなのです。
映画はやっぱりスクリーン!!!!

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昨年は大変お世話になりました。
今年もよろしくお願いいたします。

すてきな写真のバナーですね。

いや〜2,3日に東京に行きましたが、
田舎にいるより歩きました。
足に豆ができました。(本当の話)

話は変わって、知り合いの方が
農家の傍ら、冬は酒蔵に手伝いに行き、
作家をされています。
ペンネーム星正晴さんといい、
「しあわせバケツ」という作品で
第21回「家の光童話賞」受賞されました。
昔から知っている方なので、本当にうれしかったです!!!

ハーモニカ2本買いましたか。
私は、ハーモニカ色々な種類を持っています。
マイーナー、メイジャー用等々、
それぞれバラバラに仕舞い探すのが大変です。
その内に、互いに吹きますか。

明治の3大作家、
鴎外、漱石、藤村。
鴎外は軍人でした、漱石は英国留学でノイローゼになり帰国しました。
藤村は好きな作家です。
明治で漱石と同級で尊敬する人は、「南方熊楠」です。
今でも世界に自慢できる日本人です。
当時7ヶ国語を話、黄色人等人種差別の中、東洋の文化世界に誇り、西洋の学者と堂々と論説を戦わしました。
大英博物館の学芸員にも成れそうな時も有りました。
正しいくても、差別の中、顰蹙を受け帰国しました。
日本に帰り、今は環境問題を言われていますが、当時、環境保全を世界に、訴えた人物です。
植民地主義全盛の時ですよ。
粘菌学者でも有ります。
興味が有ったら、PCで調べてみてください。
とあれ、まあ、年が越され新しい年になり良かったですね。

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このページは、が2007年1月 2日 07:37に書いたブログ記事です。

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