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除草剤について語ろう

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土つくり  肥料 除草剤 農薬 BMW技術

現在、農場では農道は勿論、畦畔には除草剤を使用していません。
理由は?気持ちが悪いからです。茶褐色の農道や畦を見て環境農業とは思えません。
だから年4回は草刈り作業を総出で行います。
畦には昆虫や小動物、ただの雑草がいっぱい生きています。

左側が畦畔に除草剤を散布している田んぼ
右側が久比岐の里の農場の田んぼです。
圃場整備が完了して雑草を草刈り機で刈ってからやがて20年。
田んぼの除草剤
減農薬の田んぼでは2成分か3成分の低毒性の薬剤を使用しています。
土壌や水系に対して残留性が少ない除草剤1回が基本。
特に原体・魚性毒性Aが望ましい。例えば、商品名「ホームラン」
原体名は、オキサジクロメホン・ベンスルフロンメチル  2成分。
早朝の草刈りは気持ちがイイ。
今日は日中、暑さが堪える。
農道はモアで刈るようになってからウント楽に.
伸びたら刈ります
ヰセキ41馬力も頑張る!
確かに稲作にとって田んぼも農道も畦も草との闘いかもしれません。
雑草の強靱さには感嘆いたします。
プロ野球の選手で「草魂」を座右の銘としている元近鉄のピッチャーがいましたが良く分かります。
ただ、除草剤を使うと微生物が少なくなったり、生き物が少なくなったりするでしょう。
農場では草を薬剤で根こそぎ殺してしまうのではなくて、草と上手につきあって、農場全体の生態系を保つこと
にしています。
畦には季節の草、フキ、スミレ、タンポポ、ノゲシ、ギシギシ、スズメノテッポウ、ツユクサ、エノコログサ
などを発見できます。
雑草の名前を覚えたら除草剤なんか使えませんよネ。

真夏の草刈りは汗だくです!農場の草刈り名人の小高さんです。
水田の除草剤について
1983年除草剤に対する組織的な追放が始めて行われ大きな反響を呼びました。
CNP(商品名MO、サターンM)の使用禁止を、福岡市の稲作研究会と農協・市役所が
決定いたしました。理由として
1.MOが水田土壌に長期に残留する。
2.水系を汚染して水道水からも検出」されるようになった。
3.食物連鎖によって、魚介類に高度に残留するようになった。
4.
毒性の強いダイオキシン類を含む。
などです。
大潟村でも追放されましたがその後も全国的に使用されました。
ところが1993年に発癌性の疑いが新潟大学、厚生省によって指摘され回収処分されたのです。
CNPを使用している水系から水道水を取水している市町村に「胆のうガン」が多いことが多いことが分かった。
さらに、1998年には、ダイオキシンが環境ホルモンとして注目され、愛媛大学によって、水田の汚染が発表された。
人間の五感では捉えられない殺草のしくみ
除草剤は散布されると、界面活性剤の力で水中で田面全体に広がります。
1kgの少量で、畔からの散布でも散布ムラがないのは強力な界面活性剤の助けを借りているからなのだ。粒剤の主成分は「土」で、そこに除草剤がしみこませてある。
農薬の効くしくみを機作と言いますが、機作が分かっている主な除草剤は以下のものがあります。
1.
2−4−D、MCP、ナプロアリニドは化学的に合成した植物ホルモン剤。
植物本来に含まれるホルモンより強力なため、ホルモンのバランスを崩して枯れる。
2.PCPは吸収されると植物の中の貯蔵養分は分解されるが、エネルギーが生成されなくなるため、発芽と発根ができなくなるので死滅する。
3.
CNP(MO)は、草の芽がMOが含まれた土の層を通るときに、吸収され、成長店が枯れる。MOを吸収した草の芽が地上に出て、太陽の光を浴びると毒性が出る。
4.
ピラゾレート(サンバード)、ピラゾキシフェン(パイサー)、ベンゾフェナップ(シージェット)は、吸収されると、葉緑素ができなlくなり、光合成によるデンプン合成ができなくなり枯れる。
5.
パラコート(グラモキソン)、ジクワット(レグロックス)は、植物にしみ込んだ成分が光に
当たると、過酸化水素などの毒物を生成し、細胞を破壊する。
ジメタメトリン(アビロサンなど)、シメトリンは吸収されると、光合成が阻害され、次第に
葉が黄白化して成長が止まり、徐々に消えるように枯れる。
6.
プレチラクロール(ソルネット)、メフェナセット(ザークなど)、ベンスルフロンメチル(ウルフなど)
ピラゾスルフロンエチル(コントラクト)エスプロカルブ(フジグラス)など、細胞のたんぱく質合成機能を邪魔して細胞分裂を阻害。葉色が極端に濃くなり、矮小化したり、成長点が
奇形化したりする。
減農薬でも魚毒性Aの除草剤にこだわるのはこのためで川、河を汚さないためなのです

水田除草剤は環境に配慮した成分になりつつあります。
最近タニシやカワニナを発見できます。無農薬田の川ではメダカを発見しました。
しっかり内容を見極め使用しなければならないと思います。

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