地震の被害の広がりを知る。
「らでぃっしゅぼーや稲作現地研修」の日。
稲を観察、稲を視る。稲の出来方は栽培する人の個性が出る。
この田んぼは見事に育ってるナー。
今期の課題は,一にも二にも「イネミズゾウムシ」になる。
幼虫になった虫は地上部から地下に潜って稲の新芽を喰い、果ては稲を枯死に至らしめる。
農家最大の敵。
6月には、りっぱだったJAS有機の田んぼも、イネミズゾウムシの被害に。
根を喰われてしまい除草も不可能になっていた。
あまりの変わり様に惨憺たる気がして言葉を失う。

イネミズゾユムシは米国から侵入した外来種。根の成長を阻害され養分を吸えない稲。
コナギに完全に負けてしまっている。

収穫皆無に等しいもっとひどい圃場もあった。無農薬への課題も大きい。
