秋はますます深し

まさ爺さん
ＴＰＰの続きです。
日本の農産物輸入関税率は、以下の通りです。
コンニャク・1706％、　米・778％、
落花生・737％、　でんぷん・583％、
大豆・403％、　バター・360％、
砂糖・305％、　大麦・256％、　小麦・252％、
農産物は、小麦や大豆等の生産量の少ない品目を除き、殆ど日本に入ってこないという事ですね。
かたや、工業製品の米国の関税率は殆ど10％台です。
対米国へ日本の企業が支払う関税額は年間2,700億円多めに見ても、3,000億円です。
日本のＧＤＰは約５４０兆円です、関税の割合は0.05％程度です。
日本の企業が支払う関税は、殆ど工業製品に対するもので、関税額は（欧州・中国・インドを含む）年間5500億円です。
ＴＰＰへの加入は日本経済に大した影響を与えません。
関税問題だけ、議論されていますが、前のコメントでも書きましたが「非関税障壁の撤廃」が大きな問題です。
まさ爺は、過去のブログのコメントから、外国好き人間の様に見受けられますが、私は？と思っていました。
間違っていたら御免なさい！
おそらく、ＴＰＰが発動されたら、ゆうちょ銀行つぶしが加速されるでしょう。
郵便局の民営化の小泉政権のブレイン竹中平蔵（米国従属主義者・勿論小泉も同じ）、中国からオファーがあると、靖国神社へ参拝し中国を怒らせ、直接答えずにその答えとした。
コンビニも無い田舎にも、郵便局があり、年金等の受け取りに使用されています。
国民年金ですので、少額ですが、田舎の老人には、命の頼りです。
地方経済は、農業に携わるまさ爺の様に他地域からお金を持って来る人の活動で賄われている部分が大きいです。
そのお金が地域に落ち、商店や、畳屋等へと「回り回って」成り立っています。
農業は、地方の経済に大きな役割を果たしています。その農業が壊滅したら、地方はどの様に成るのでしょうか？
現在、地球の人口は70億人を超えました。
30数年前50億といわれていました。
今の地球では食料の生産は、70億人を賄えず、毎年100万人以上が飢餓で死んでいます。
この飢餓は、現在は後進国の問題ですが、其の内日本の問題になるかも知れません。
日本から農業が殆ど無くなった時、ドウナルノデショウカ、将来の保証は誰も出来ません。
ＴＰＰ加入は、まずは、日本の地方の荒廃に繋がります。
そして、関税以外の「非関税障壁の撤廃」が大問題です。
日本の規制で、現在の日本があります。
極端な予想ですが、米国の銃業界からの圧力により、ピストルの所持の自由化が求められるかも？
私個人としては、ＴＰＰ加入に反対です！
又、長くなりましたね、今回は此れで止めます、最後まで読んでいただいて有難う。

まさ爺さん
ＴＰＰをめぐる、民主党員に付いて、下記します。
この問題で、民主党が再編されるかも知れませんね。
交渉に意欲的
　　野田首相
推進派
　　輿石幹事長
　　前原政調会長・・米国従属主義者　　　　　
　　　　・自分の地位保全には一番安全な態度
　　岡田前幹事長
慎重派
　　山田正彦前農相・離党も視野
　　篠原孝前農水大臣
　　川内博史衆議院議員
静観派
　　小澤一郎元代表
　　　米国離れの考えで、
　　　　米国、マスコミから叩かれた経験あり
米国離れの考えで、
　過去に米国、マスコミから叩かれた主な人
　　田中角栄、　鳩山由紀夫、　小澤一郎
米国ベッタリで、長期政権を保持した首相
　　小泉純一郎・・少数派閥・1980日
　　中曽根康弘・・少数派閥・1806日
米国従属主義は、今の日本の外務省及びマスコミの傾向の様な考えが浮かびます。
以上、参考までに記してみました。

米国従属主義は、今の日本の外務省及びマスコミの傾向の様な考えが浮かびます。
＞としさん、こうやって見ると日本は植民地根性から抜け出せないのですすかね。