秋田県鹿角(かづの)レポート

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秋田県鹿角市、岩手県、青森県、
それぞれに隣接しており十和田湖の近くと
言った方が分かりやすい。
JA鹿角が主催する研究会に出席する。
飼料米ならびに有機栽培米学習会
「ほくほく線・くびき駅」を9:30出発。
越後湯沢経由、大宮へ。東北新幹線で盛岡へ。
14:30には到着したから新幹線は速い。
盛岡から高速バスに乗り鹿角市へ。
車窓からは岩手富士が見えた。
あれが岩木山。雄大で美しい。
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鹿角パークホテルはちょっとレトロな雰囲気。
部屋の壁の写真。
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最北部の小坂町は明治期に鉱山で栄え、
西洋建築の鉱山事務所や日本最古の芝居小屋
「康楽館」があるところ。
私は「有機栽培米」の報告が今回の仕事。
全農、地元JAの方「ポークランド」の方と交流会。
酵母菌の話などできて有意義で楽しかった。
12日の研究会はとてもレベルが高い内容だった。
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「日本の米豚年間1800頭出荷して
水田利用交付金が交付されると、とうもろこしの
代替として使用可能!!になる。
また、ポークランド全体で10%添加した場合
470haの減反が解消に!
飼料の主成分を米とした場合は
1500haの減反を利用できる計算に!
かづの農協の営農部長から飼料栽培米の概要を。
そして東京農業大学農学部 畜産マネジメント研究室
准教授 信岡 誠治氏が講演。
題して「飼料米の生産など耕畜連携の進むべき
方向とその課題」
・・・・アジア型循環農業の構築へ向けて・・・・・
私も25年前に当時の国の研究期間
「北陸農試」の委託で「飼料米」を栽培した経緯がある。
拝聴して感じたことはGMでない方向で飛躍的に
品種が改良された事。既に「日本のこめ豚」として
生協で販売されていることに驚いた。
パルシステム事業連合会、(株)パルミートからは
山本 伸司代表取締役が挨拶。
理事として二人の女性も参加されていた。
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昼食は飼料として米添加40%、50%、60%
の豚肉をしゃぶしゃぶで試食。どれも遜色なく美味しかった。
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二部はいよいよ私が登場。
稲作における有機栽培技術(BMW技術)
私が「BMW技術を生かした稲作り、面白くて楽しい稲作」
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稲作技術の横綱 山形県「ファーマーズクラブ赤とんぼ」
米沢郷牧場 代表の伊藤幸蔵氏が講演。
「地域の有畜複合」
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100年に一度の経済危機が世界中を覆っている。
だが、確実にアジア型の農業の芽吹きを感じた。
鹿角は遠いと思ったが熱い情熱を頂いた。
この機会を与えて下さったポークランドの
豊下さん、BM技術協会事務局の磯田さんに
深く感謝しなければならない。
・・・・・・・・・以上鹿角レポート・・・・・・・・・

 

コメント(2)

こんにちは、ご訪問ありがとうございました!
米豚美味しそうですねぇ〜♪肉質柔らかいんだろうなぁ、食べてみたいです^^
豚肉消費量トップクラスな新潟県にもぴったりの豚肉という感じがしますネ。

美味しそうなものがいっぱいのホームページ、おなかがすきました…(笑)
今後ともよろしくお願いいたしま〜す。

米豚美味しそうですねぇ〜♪肉質柔らかいんだろうなぁ、食べてみたいです^^
>まりさん、お早うございます。
米豚はさしが入って美味しかった!
良かったですね。

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このページは、が2009年2月14日 13:16に書いたブログ記事です。

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